春の千本えんま堂は、二つ有名な事があります。
さて、なにか分りますか?
一つが、名桜「普賢象桜」で、もう一つが「千本えんま堂狂言(正確には千本ゑんま堂大念佛狂言)」。
普賢象桜です。
遅咲きの八重桜の一種ですね。
お寺の名前は、正確には引接寺ですが、一般的には「千本えんま堂」で通ってますので、それで行きます。
場所は、千本通という京都を南北に走る通りで、行き方はバスが一番便利ですね。
バス停「千本鞍馬口」から歩いて三・四分って所でしょうか。
場所はだいたいココ。
普賢象桜は、咲いている時も美しいのですが、実は散ったときにその特色があります。
通常、桜は花びらが、ヒラヒラと舞うように散ってゆきます。
でも、この普賢象桜は、花びらが一枚ずつ落ちるのではなく、ポトリと椿のように花ごと落ちます。
この落ちる姿、地面に落ちた花が沢山積もる姿、これが普賢象桜の美の真骨頂。
眺めていると、ポツリと頭に落ちてきますよ。
もう一つ、春のえんま堂の見所が、念仏狂言。
以前に書いたように、京都の数箇所の寺院で行われる念仏狂言の一つです。
ただ、壬生寺や神泉苑などの狂言と大きく違う点がえんま堂の狂言に一つあります。
それは、セリフが有るという事。
セリフ無しの狂言は、身振り手振りだけですから、事前知識が無いと分りにくいところもありますが、セリフが有ると、事前知識無しに大いに楽しめます。
狂言初体験なら、千本えんま堂狂言が良いかもしれません。
分りやすい、セリフありの千本えんま堂狂言も良いけど、独特の身振り手振りで、形式美を見せるセリフ無しの狂言も良いですよ。
今年(春の分)はもう終わったので、又次回、機会があったら是非見てみてくださいね。
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